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おすすめの学資保険3選!賢い選び方も紹介

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※この表記は令和5年3月28日内閣府告示第19号の運用基準に基づく表示です。

子どもの将来のためにお金を計画的に貯めたいときに選択肢の1つとなるのが学資保険です。

しかし、学資保険への加入を検討しているものの、自身に適した保険が見つからず悩んでいる方はいませんか。

本記事では、おすすめの学資保険を3商品紹介するとともに、学資保険の基礎知識や返戻率、選び方のポイントなどについて詳しく解説します。

目次

おすすめの学資保険3選

学資保険を選ぶ際は、まず返戻率を確認することをおすすめします。返戻率とは、払い込み保険料の総額に対して、将来的に受け取れる金額の割合のこと。例えば、払い込み保険料総額が100万円で、受け取れる金額が105万円の場合の返戻率は105%です。

計算式将来的に受け取れる金額(祝い金や満期保険金)÷払い込み保険料総額

返戻率が高くなればなるほど教育資金を効率的に貯めることができます。ただし、返戻率だけではなく、受け取り時期や、子どもの死亡保障の有無など、他のポイントも踏まえて選ぶことも大切です。

学資保険は多くの保険会社が提供しており、保障内容や返戻率、加入条件などが異なります。

そこで、本項では、おすすめの学資保険を3商品紹介します。

富国生命保険相互会社「みらいのつばさ」

みらいのつばさは、幼稚園入園や小学校・中学校・高校などの入学時に祝い金を受け取れる「S(ステップ型)と、大学入学時に祝い金を受け取れる「J(ジャンプ型)」に分かれています。いずれも、払い込み期間を11歳・14歳・17歳で選択可能。また、子どもの兄弟姉妹がすでに同保険に加入し、所定の条件を満たしている場合は、保険料の割引きが適用されます。また、同時加入でも2人目のお子様には割引が適用されます。

S型:返戻率払込期間11歳:約107.5%
払込期間14歳:約105.4%
払込期間17歳:約103.2%
J型:返戻率払込期間11歳:約108.2%
払込期間14歳:約106.1%
払込期間17歳:約103.9%
保障の内容祝金+満期保険金
加入条件出産予定日の140日前~7歳
保険金の受取時期22歳満了
払込方法口座振替
払込期間11歳・14歳・17歳で選択可能
契約者の生年月日:1990年4月1日 被保険者(お子さま)の生年月日:2021年4月1日
満期保険金額:100万円 でのシミュレーション

※返戻率の計算:返戻率は「受取総額÷払込保険料総額×100(小数点以下第2位を切捨て)」で計算しており、契約者・被保険者(お子さま)の契約日における年齢、契約者の性別、保険料払込方法等によって異なります。

東京海上日動あんしん生命「5年ごと利差配当付こども保険」

5年ごと利差配当付こども保険は、小学校・中学校・高校への入学時と18歳になったときに祝い金を受け取れる学資保険です。保険期間中に子どもが死亡した場合は、死亡給付金または災害死亡給付金を受け取れます

返戻率運用実績により変動
保障の内容基準祝金額50万円~500万円
加入条件被保険者0歳~9歳 / ご契約者20歳~60歳
保険金の受取時期22歳満了
払込方法口座振替
払込期間18歳満了

日本生命保険相互会社「ニッセイ学資保険」

ニッセイ学資保険は、18~22歳にかけて学資年金を受け取れる「こども祝金なし」と、学資年金に加えて小学校・中学校・高校への入学時に祝い金を受け取れる「こども祝い金あり」に分かれています。保険金の受取期間や払い込み期間、加入条件などが子どもと契約者の年齢に応じて細かく定められています。

保障の内容祝い金+学資年金
加入条件祝い金なし:子ども0~6歳、契約者18~67歳(契約内容で異なる)
祝い金あり:子ども0~2歳、契約者18~39歳
保険金の受取時期プランで異なる
払込方法口座振替
払込期間プランで異なる

学資保険とは

学資保険とは、子どもの教育資金の準備を目的とした「貯蓄」と「死亡保障」をかね揃えた保険です。入学時や18歳になったときなど、契約時に定めた年齢に達した際に祝い金や満期保険金を受け取ることができます。学資保険のメリット・デメリットについて詳しくみていきましょう。

加入するメリット

学資保険は保険料を毎月払い込むため、貯蓄が苦手な方でも教育資金を着実に貯めることができます

また、学資保険の契約者(保険料を支払う人)が死亡または所定の高度障害状態に陥った場合は、それ以降の保険料の支払いが免除されます(保険料払込免除特約の付帯が必要な保険もあります)。

加入するデメリット

学資保険は、満期までに解約すると払い込み保険料総額よりも受け取れる金額が少なくなる可能性があります。そのため、毎月無理なく払い込める金額に設定することが大切です。

子どもが進学するための費用はどのくらい必要?

子どもの進学にどの程度の費用がかかるのか、小学校・中学校・高校・大学の学費についてチェックしていきましょう。

小学校進学にかかる費用

文部科学省「平成30年度子供の学習費調査」によると、1年間の小学校の学費平均は公立が32万1,000円、私立が159万9,000円でした。6年間で公立は約190万円、私立は約960万円の学費がかかります。

中学校進学にかかる費用

文部科学省「平成30年度子供の学習費調査」によると、1年間の中学校の学費平均は公立が48万8,000円、私立が140万6,000円でした。3年間で公立は約150万円、私立は約420万円の学費がかかります。

高校進学にかかる費用

文部科学省「平成30年度子供の学習費調査」によると、1年間の高校の学費平均は公立が45万7,000円、私立が97万円でした。3年間で公立は約140万円、私立は約300万円の学費がかかります。

大学進学にかかる費用

文部科学省「国公私立大学の授業料等の推移」によると、1年間の大学の学費は以下のとおりです。

国立(固定)公立(平均)私立(平均)
授業料53万5,800円53万8,734円90万4,146円
入学料28万2,000円39万2,391円24万9,985円
合計81万7,800円93万1,125円115万4,131円
4年間合計242万5,200254万7,327円386万6,569円

仮に、小学校から大学まで全て私立に通う場合、約2100万円もの学費がかかります。これらには、学習塾費や学校外活動費などは含まれていないため、さらに多くの教育資金が必要でしょう。

学資保険の選び方とポイント

学資保険は、次のポイントを押さえて選びましょう。

必要な金額に応じて保険料を決める

将来、必要な金額を算出し、学資保険でどれだけ準備するのかを決めます。その結果に応じて保険料を決めましょう。

自身が亡くなった場合の保障の有無を確認する

自身が亡くなった際に以後の保険料の払い込みが免除されるかどうかや、死亡保険金を受け取れるかどうかなどを確認しましょう。いずれも特約の付帯によって保障を受けられるケースもあります。

子どもが病気・ケガをした場合の保障を確認する

子どもの病気やケガに備える保障があるかどうかも確認しましょう。保障が手厚い保険は保険料も高くなる傾向があるため、他の保険と保障内容が重複していないかも確認が必要です。

まとめ

学資保険を選ぶ際は、返戻率だけではなく契約者や子どもの死亡や病気、ケガなどの保障の有無も確認が必要です。今回、紹介したおすすめの学資保険や選び方のポイントなどを参考に、自身にとって最適な保険を見つけましょう。

監修者

【保有資格】FP1級、全経簿記能力検定 上級、日商簿記検定2級
「お金の専門家」ファイナンシャルプランナーとして、保険の相談はもちろんのこと、総合的なマネープランの実現をサポートしています。なかなか貯金が増えなくて・・といったご相談や資産運用のことなど、幅広くお金全般のご相談も承ります。
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